BMSについて

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今後について
近いうちに記事の一部をvfpq journal(http://vfpq.890m.com/journal/)に移行し、当ブログ"BMSについて"を閉鎖する予定です。
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disc review #02 [dream’s end come true]
東京はだんだん桜が散り始めました。BMS作者は学生が多いとよく言いますが(かくいう僕も学生です。)、春休みはどのように過ごしたでしょうか?
僕は三月に購入したLogicを使いこなすべく毎日マックの前に座りDTM三昧でした。
奥が深いソフトです。

今回紹介するのは、world's end girlfriendのdream's end come trueです。
world's end girlfriend(wegと略されることが多いです)は素性を明かさないことで有名で、公式ホームページも無く、nobleなどのレーベルのアーティスト紹介にも「アーティストの意向により、プロフィール・対訳を割愛させていただきます。」と書かれており、その不思議な存在感をより一層強めています。

このdream's end come trueは4曲構成のミニアルバムですが、平均して曲が長く、三曲目[all imperfect love song]は25分の大作になっています(ボーカルに七尾旅人参加)。
叙情的なメロディーとそれをぶち壊すようなブレイクビーツやノイズという相反する二つの世界が絡み合い、何か触れてはいけないものに触れてしまったような感動を味わえる一枚です。

このスタイルをリスペクトするBMS作家、BMS作品は結構多く、具体例ではFALL氏の「singing love at the world's end」や、amo氏の「Lament for Broken Puppet」(現在BMSは公開されていないようです)など、ほかにもたくさんの似たスタイルの作品があります。
(僕もこのwegの名前をもじって[world's endo pisum sativum L.]というBMSユニットをやらせていただいております。それだけ影響力のある凄いアーティストだということです)

ちなみにこの人は日本人だということです。日本のアーティストには素晴らしい方が多いです。
| disc review | comments(12) | mizuki |
残念なお知らせ
2008年度の年俸に関して"BMSについて"管理陣とハムスター側代理人との交渉が決裂したため、"ハムスターについて"の開設は見送られることとなりました。

今後も"BMSについて"をよろしくお願い致します。
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重要なお知らせ
どうもこんばんは。hamsterです。
本日4月1日をもちまして”BMSについて”は活動の一切を終了いたします。

活動終了に伴い新たにハムスターサイト"ハムスターについて"を開設し、ハムスターに関することがらのみを扱うこととなりました。
管理人も65daysofbms,amo,mizukiの3名が降板し、代わってhamsterとhamsterとhamsterの3匹がつとめさせていただきます。

今後数日間の移行期間の後、過去の記事を削除し完全に装いを新たにしてハムスターについて語っていきたいと思います。
| about | comments(0) | hamster |
disc review #01 [Rossz Csillag Allat Szuletett]
ご無沙汰でした。ミズキです。

BMS制作に重要なのはたくさん音楽を聴いてインスピレーションを受け取ることです。
なのでこれから不定期になると思いますが、僕が影響を受けたCDを紹介していきたいと思います。

一枚目はVenetian SnaresのRossz Csillag Allat Szuletettです。
Venetian Snaresは僕が05~07年頃に没頭していたジャンル・ブレイクコアの代表的なアーティストです。
ほとんどの曲に見られる徹底した変拍子や常識外れの高速ビートプログラミング、そして凶暴なシンセやサンプリングが特徴の彼ですが、この[Rossz~]では凶暴な音の比率が少なくなり、そのかわりストリングスなどが表に出たクラシック調の曲が中心になっています。
それでもハードなドラミングは衰えること無く、まさに美の狂気という感じの一枚です。

Venetian Snaresはこの一枚でクラシックに目覚めたのかそれとも既に目覚めていたのかはわかりませんが、この後リリースする[My downfall]ではますますオーケストラの比率が増していきます。(未購入)

BMSだとGlome氏がBJC8に出した[Een Lijden]が近い曲調です。
気になった人はぜひチェックしてみてください。
Venetian Snares
Myspace
| disc review | comments(16) | mizuki |
これからBMSでも作ってみようかな
という人のための記事 17
ポリリズムについて

同時に2つ以上の拍子が存在するとき、そのリズムをポリリズムといいます。
ポリリズムはアフリカの音楽などでよく用いられた手法で、Beat以降のKing Crimsonなどのプログレッシブ・ロックにおいてしばしば用いられました。

クラシックにおいては、近代以降の作品はもとより、たとえばバッハのインヴェンション12番やショパンの幻想即興曲などでも右手と左手がポリリズムになっているところがあります。

テンポについて

曲のテンポを定める際には、大きくわけて2つの表記があります。
ひとつはアレグロやレントなどの速度を表す演奏記号によるもの、もうひとつはBPM(=Beat Per Minute)という単位と数字によるものです。

DTMにおいては演奏記号のように幅のある表記は難しいので、基本的にはBPMを用いることになります。

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これからBMSでも作ってみようかな
という人のための記事 16
拍子について

拍子とは、周期的に繰り返される拍の連なりを指します。
たとえば4分の4拍子は1つの小節に4つの拍(ここでは4分音符1個分の長さ)が含まれていることをあらわし、楽譜においては4/4などと表記します。

代表的な拍子には4/4、3/4、2/4、6/8などがあり、このほかにも拍子は無数に存在します。

・4分の4拍子

おそらく最もポピュラーな拍子で、ジャンルを問わず無数の曲で用いられています。
強拍(ダウンビート)の位置によって、4ビート(4th note rhythm)や8ビート(8th note rhythm)などのいろいろなリズムのパターンが考えられます。

・4分の3拍子

ひとつの強拍と2つの弱拍から構成される拍子です。
西洋音楽においては特別視され、神聖な拍子であるとされていました。
ワルツやメヌエット、マズルカといった舞曲やスケルツォなどに用いられます。
バッハは3楽章構成の協奏曲などの終楽章にしばしば3拍子を用いました。

・4分の2拍子

ひとつの強拍とひとつの弱拍から構成される拍子です。
ラグタイムやタンゴなどに用いられます。

・8分の6拍子

2拍子のそれぞれの拍を3等分したもので、リズム的には3拍子よりも2拍子に近い性質を持ちます。

これら以外の拍子はしばしば変拍子と呼ばれます。
代表的なものをいくつか挙げます。

・4分の5拍子

変拍子の中ではよく見られる拍子ではないかと思います。
3拍子+2拍子、もしくは2拍子+3拍子の構造になっているものが多く、また4拍子の最後にに1拍加えたような感じのものも見られます。

ラフマニノフの死の島、The Dave Brubeck QuartetのTake Five、Dream TheaterのStream Of Consciousnessなど。

・4分の7拍子

1曲を通してずっと7拍子というものもありますが、どちらかというと部分的に使われることが多いです。3拍子+4拍子、もしくは4拍子+3拍子の構造をしばしば見かけます。
また、トルコやギリシャの音楽にもよく見られる拍子です。

ANGRAのAngels And Demons、ACIDMANのイコール、ZAZEN BOYZのDARUMAなど。

そのほかの変拍子も同様に3拍子と4拍子の組み合わせで成り立っていることが多いです。
たとえば、YesのSiberian Khatruには4+4+4+3の15拍子の部分があります。


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これからBMSでも作ってみようかな
という人のための記事 15
また少し間が空いてしまいましたが再開します。

スケールについて

スケールとは音階、すなわち音を高さの順にいくつか並べたものです。
(詳しいことはWikipedia-音階などを参照してください)

コードにメジャー/マイナーがあったように、スケールにも明るい印象を与えるものと暗い印象を与えるものがあります。
特に古典的な調性に基づいたものを長音階短音階といいます。

また、教会旋法(中世ヨーロッパの宗教音楽などで用いられた音列)をもとにするスケール(ドリアンやミクソリディアンなど)、20世紀以降に人工的に創作されたスケール(ホールトーンやオルタードなど)があります。

スケール(音階)と似た概念にモード(旋法)というものがあります。
旋法は音列に加えていくつかの決まりごとを含むため、正確には音階とは区別されます。

スケールやモードを作曲に利用するアプローチをいくつか挙げます。

1.調性感を希薄にする

ここでいう調性とは教義の調性(長調と短調のこと)を指します。
モードを楽曲の調(キー)とするというもので、クラシックにおいてはドビュッシーなどの後期ロマン派、ジャズにおいては1960年ごろにマイルス・デイヴィスらによって用いられました。

用いられる旋法には先述の教会旋法や、メシアンの提唱した移調の限られた旋法などがあります。

フレーズに使用できる音の幅を広げたり、調性感の希薄な曖昧さを出したりすることができます。

2.民俗音楽っぽさを出す

民俗音楽はそれぞれ特有の音列を用います。
それらの中には西洋音楽における12音平均律では正確にあらわせないものも多くありますが、あるものは五音音階(ペンタトニック・スケール)で近似的にあらわすことができたりします。

たとえば日本の民謡のヨナ抜き音階やニロ抜き音階、琉球音楽の琉球音階などがあります。

3.コードにスケールを対応させる

バークリー・メソッドと呼ばれる手法で、各コードにスケールを対応させることで、そのコード上でメロディーに使うことのできる音をスケールにしてあらわすというものです。
この利用可能な音を並べた音列をアヴェイラブル・ノート・スケールと言います。
バークリー・メソッドは演奏者(特にジャズなどの即興演奏を行う)のための方法論であるとされていますが、作曲においても自然なフレーズを作るために役に立つことがあります。


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これからBMSでも作ってみようかな
という人のための記事 14
コード進行について 3

先の記事では具体的なコード進行を扱いましたが、ここではコード進行を作る手法みたいなものをいくつか挙げます。

1.半音階進行

音を半音ずつ上昇、もしくは下降させていく手法です。
動かす音は一つでも複数でも可能です。
バッハは悲しみの表現として下降する半音階の進行を用いました。

e.g.
mp3
MIDI

2.和音の平行移動による進行

コードのボイシングを維持したまま平行移動させる手法です。
古典的な和声では禁則に触れたりするためかあまり用いられませんが、ドビュッシーをはじめとする印象主義の作曲家たちはしばしば和音の平行移動を用いました。

e.g.
mp3
MIDI

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これからBMSでも作ってみようかな
という人のための記事 13
コード進行について 2

広く知られている進行の例をいくつか挙げます。

1.供櫚后櫚

ジャズでしばしば使われる進行です。
名前のローマ数字は、それぞれのコードのルートが主音(ハ長調ならハ音)に対し何度であるかをあらわします。

ハ長調においては次のようになります。
|Dm7 |G7 |CMaj7 |
ハ短調においては次のようになります。
|Dm7♭5 |G7 |Cm7 |

2.ブルース進行

その名の通り、ブルースに用いられる進行です。
12小節を単位とし、リハーモナイズ(コードを別のコードで置き換えること)によって無数のバリエーションが存在します。
基本となる進行は次のようなものです。

key=C Major
|C7 |C7 |C7 |C7 |
|F7 |F7 |C7 |C7 |
|G7 |G7 |C7 |C7 |

ハ長調におけるブルース進行の例はwikipedia-ブルース形式を参照してください。

e.g. Bessie's Blues(John Coltrane), Blue Monk (Thelonious Monk)

(タイトルに"ブルース"とある曲のすべてがブルース進行というわけではなく、"哀愁を帯びたもの悲しい歌謡曲"くらいの意味でブルースとされていることもあります。)

また、短調のブルース進行も存在し、マイナーブルースと呼ばれます。
こちらもリハーモナイズによって無数のバリエーションが可能です。
基本となる進行は次のようなものです。

key=C minor
|Cm7 |Cm7 |mC7 |Cm7 |
|Fm7 |Fm7 |Cm7 |Cm7 |
|A♭7 |G7 |Cm7 |Cm7 |

e.g. Equinox (John Coltrane)

マイナーブルースの例をひとつ作ってみました。

mp3
MIDI

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